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長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

『鉄板焼と食事の店 一休食堂』脂の染みた食堂のちゃんぽん【長崎でちゃんぽんを巡る】73

歴史ある興善町の食堂

長崎の由来は、この興善町から旧県庁、それ以前は幕府の奉行所、さらに昔は教会堂が置かれていたという、細長い岬であるという。江戸町にはそれを誇らしげに掲げるプレートがあるが、長崎県民からすると、そんな見るかげもないような名前を県の名前にされてしまっているのだから、たまったものではないだろう。

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一休食堂の外観

さて、ふらふらと歩いていたら、とほとんどDJN民の「さるく」感覚であるが、昼食を求めていたのである。

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官庁街であり、ビジネス街でもあるこの辺一帯では、昼の食需要が高いため、供給もそこそこある。図書館と旧セブンイレブン(知らぬうちに閉店となっていた)の間の小道を入ると、怪しげな食堂が見つかった。興善町の町会の総務か何かをやっているらしい札が店先にはぶら下がっている。現在では住む人も少なくなったのであろうが、獅子と蝶の遊ぶ本踊りをくんちで出すような街で、その印象とは程遠い店舗である。

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一休食堂の店内 内部には怪しげな定食一覧が見える

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一休食堂のカウンター

ホルモン焼きか何かを鉄板の上で食べさせていたらしく、とにかくその脂が店中に染み付いており、触るのも躊躇われるような店である。

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一休食堂の入り口にはメニューが貼り出されている

 

一休食堂のちゃんぽん

具材はキャベツ、モヤシ、タマネギ、チクワ、板付け蒲鉾、ニンジン、トウモロコシ、豚肉にキヌサヤが載っている。

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一休食堂のちゃんぽん

注文を入れてから、トントンと何やら野菜を刻んだり、炒め終わって何かを解凍したり、とにかく出ないメニューであることはわかる。モヤシは処理はしてあるものの、両端が黒く変色していた。

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一休食堂のちゃんぽん

食後には砂糖たっぷりの粉ミルク入りにコーヒーがサービスされるという、波乱込みであり、砂糖の筋合いといい、古き良き昭和の長崎の姿の一端なのだろう。

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食べ終わった頃合いを見て、砂糖入りのコーヒーがサービスされる

店情報

  • 住所: 長崎市興善町2−33 救護所メモリアル・長崎市立図書館向かい
  • 営業時間: 11:00 - 14:30 16:30 - 20:00
  • 定休日: 日曜日
  • 電話番号: 0958221057

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