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長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

『morimori』長崎新聞社でも野菜炒め載せラーメン【長崎でちゃんぽんを巡る】82

全国で活躍する五島の人々

案外といっては失礼なのだが、島原や五島の人々は日本各地で活躍している。ヤクルトの松園尚巳氏は五島の三井楽の出身であるが、スワローズのオーナーでもあり、一時期には長崎新聞社の社長になった。その頃に持ち込まれた1931年式のフォードロードスターが社屋の入り口に置かれている。他所で成功した五島の人たちは愛郷心が強く、地元五島に帰ってくるのに遭遇すると、あちこちの飲食店などをまわっているようである。

長崎新聞社の社食morimori

元々は出島の内外倶楽部の横に位置していたが、社屋の建て替えとともに、浦上の茂里町に移動してきた。この辺りは太平洋戦争中には三菱の兵器工場があったエリアであり、そこから住吉方面まで平地伝いに長く広がっていた。戦後生まれの人となると、浦上の人間であっても、かつての浦上のイメージから現在を思い起こすことは難しいようで、兵器工場が置かれていたことを知らないものが多く、軍都長崎といえば、ドックのある立神エリアと思っているのだが、茂里町から住吉エリアも軍需を満たすエリアであったのだ。

社屋は黒川紀章の設計である。

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長崎新聞社社屋

 

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morimori入り口

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morimori店内

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長崎新聞社morimoriのメニュー

morimoriのちゃんぽん、改め野菜炒めのせラーメン

具材はキャベツ、タマネギ、ニンジン、モヤシ、黒キクラゲ、豚肉、ゲソなどである。麺は丸麺のちゃんぽん麺であり、唐灰汁は弱めである。スープは塩気の強い白濁したものであり、市販品であろう。

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morimoriのちゃんぽん

野菜炒め載せラーメンである。アブラをたっぷりに炒められ、具材は青臭さの抜けるまで、野菜の歯触りが残る程度に火が通されている。ジャージャーと炒める音がしたかと思い、厨房を覗いてみると、隣の寸胴鍋で麺をゆがいているのだ。ちゃんぽんではなく、いわゆる野菜炒め載せラーメンである。

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長崎新聞社morimoriのちゃんぽん

店情報

一階の受付にて食堂の利用を告げると場所を案内してくれる。

  • 住所:長崎市茂里町3−1
  • 営業時間: 11:30 - 19:00
  • 定休日:土曜日、日曜日

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