#dynamic_Nagasaki

長崎県をDynamic Nagasakiとして見つめ直します。現在おっさんがちゃんぽん食べ歩いています。乗り物、旅行、自転車、ジョギングも!

『中華料理 三角亭』 大波止のちゃんぽん初期の屋号を引き継ぐ【長崎でちゃんぽんを巡る】5

コロナ下の長崎

新型コロナウイルスでの県を跨いだ旅行は6月19日から解禁とのことで、そろそろ国内旅行を考えておられる方も多いでしょう。長崎市内では、「県外からのお客様お断り」の札を出す飲食店も散見されています。ここ長崎のまちっこは「じげもん」か否かでバッチリと線を引き、分かり合えない人と分類する習性があるため、県外の方はまだそのような店には近寄らない方が良いかもしれません。

大波止の三角亭

大波止は港がある割には、大型ショッピングセンターがあるためか、人が行き交うビジネス街・交通の要衝の割には、個人の飲食店が少ないのが、不便であったりするのである。

昭和期に創業で、おおよそ50年ほどの歴史があるという、ちゃんぽん食堂の中では老舗の域にある三角亭を今回は紹介する。明治期の屋号を引き継いでいるようだが、両者の関連性や歴史のつながりは無いようだ。

yakitan.info

店内は、ここで長らく店をやっているというだけあり、雑然としている。小上がりの畳と椅子席があるものの、テーブル二つは書類やら薬ビンやらで埋まり、残りの席で食事を取れるようになっている。あまり清潔な感じがしないので、一見の旅行者には勧められないような気もする。

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三角亭の外観。街の食堂である。

バスや車の主要な道路であり、精霊流しでは、最も皆が通りたい、通してあげたいお決まりの場所である、県庁坂(旧県庁の前の坂であるからこの名前である)に面しており、ショーウィンドゥはこの通り、チャーハンの粒の隙間まで、灰色である。

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三角亭のショーウィンドウ。前の道路は県庁坂と呼ばれ、交通量の多い道路である。

三角亭のちゃんぽん

ラードの香りなのか、隣の楼蘭(ローラン、今は解体され、三角亭の壁がコンクリートブロックであることがあらわになった)の焼肉の残香なのか不明だが、店では、何やら、町中華のケモノの匂いがする。

その香りの中で、しんなりとした野菜、イカをはじめとした海産物の出汁の出たスープに灰色の唐灰汁麺と、蛍光色のはんぺん 。

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三角亭のちゃんぽん。灰色のスープ。。。

 店情報

  • 時間:11時00分〜15時00分、17時00分〜23時00分
  • 定休日:不定休
  • 支払い:現金
  • 電話:095-826-9082
  • 〒850-0034 長崎市樺島町6−11

 

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