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Dynamic Nagasakiを見つめ直します。現在おっさんが意味なくちゃんぽん食べ歩いています。

長崎からお取り寄せ5選 海産物篇

長崎県といえば海産物

長崎というと、ちゃんぽん・皿うどん、カステラあたりが土産物でも大きな割合を占めているようで、最近、角煮まんじゅうなるものもあるようです。これらは珍重はされますが、長崎県らしさの片鱗も見せるものではありません。

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長崎県で作られた、おさかなマグネット。グラバー図譜の魚の絵を使っている。

初回の記事で書いているように長崎県は、佐賀との県境部分以外、四方を海に囲まれています。北側は玄界灘対馬海峡、西は五島灘東シナ海、南を東シナ海から天草灘、東を有明海と海に囲まれ、日本でも一位(二位)の海岸線の長さを誇ります。

dynamic-nagasaki.hatenablog.com

漁獲高は全国で二位であるものの、魚種は250種を超えるとされ、多種多様な魚が、高級魚から庶民の魚まで、四季折々を彩り、生活の一部になっています。下関のフグの一部は長崎から、京都のハモの一部も長崎から出荷されています。

www.city.nagasaki.lg.jp

本稿では、長崎から家族や友人に土産物、季節の挨拶、懐かしい物として、贈る品々をご紹介します。新鮮な物が良いだろうが、水産加工品も多くあり、冷蔵・冷凍での保管も効くため、ほっとする一品を折を見て取り寄せるのもいいでしょう。

1.からすみ 限定生産につき社名非公表

長崎の特産の一つにカラスミがあります。ほとんどはボラの卵巣で、イタリアのボッタルガや台湾の烏魚子などが世界中でもみられます。地中海沿岸で保存食として始まったものが、長崎へと伝来したとされています。

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からすみ。薄切りの大根かカブを添えて。

生産時期は、ボラの卵巣が並び出す、11月中旬ほど、12月初旬には出来上がります。ボラの卵巣を塩漬けし、塩抜きしたのを天日干しにする、手間のかかる工程ですが、出来上がると、飴色になり、出来立ては少し魚卵らしさが残るフレッシュなものです。日本料理店でもつくられ、サワラなど、他の魚の卵巣でも作られることがあります。

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ボラコに塩をふる。11月後半の行事である。

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からすみ。干しが進んでいく。

ここでは、高野屋のからすみほぐしを。パスタなどに絡めても美味しいです。

www.karasumi.jp

長崎空港販売あり

2.高島ちくわ

ちくわやかんぼこ(長崎弁のかまぼこ)、はんぺん といった、長崎の練り物は食卓でも馴染み深いものでありますが、長崎市内では、ほとんどを組合の工場で作るようになり、歯触りはあまり大差ないようになってきたようです。昔ながらの式見の蒲鉾などはいまだに根強い人気があります。長崎県内を動く際には津々浦々の加工場で買い求め、食べ比べをするのが楽しみでもあります。島原の多良のちくわ、佐世保の高島のちくわ、平戸のスボなど、各地に残る練り物巡りも楽しいものです。

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長崎県北部のお土産。スボである。ストローで巻かれたエソのすり身である。

佐世保市の港からフェリーで20分の高島という島で作られるちくわ。九十九島の中にあるこの島は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の黒島集落に向かう途上、フェリーが立ち寄る島です。つなぎの澱粉質を入れずに魚のすり身だけで作られる高島ちくわは、歯触りが少ししゃりっとし、魚の旨味が強く、すり身加工品をオヤツにしていた世代には懐かしく、また、ビールのお供には最適であります。佐世保駅周辺のバスセンターや駅前売店で販売されています。

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高島ちくわ。旅のお供に。

sasebo-bussan.com

3.干物 やまみち

干物は日本全国でも、家庭では馴染みがあった食材・調理法でしょう。長崎での干物は多種多様で、季節感が強く出るのも特徴です。春先のカマス・連子鯛、夏のイサキなど、四季で魚が変わるように干物も変わっていきます。店によって、みりんの味なども異なるため、好みのものを見つけてみるのもいいでしょう。

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発送するのに

また、来訪時には直営店に寄ってみると、インターネットや提携店舗には出回らない、地元の人のみが知るようなものに出会えることでしょう。我が家では、長崎市内ではやまみちの干物にしています。日本料理店が作っていたものを分けていただいたり、魚屋が作っていたり、と住んでいるといろいろな発見はあります。

yamamichinohimono.com

4.きびなご一夜干し 奈留島漁業協同組合

キビナというの、長崎・熊本・鹿児島あたりで、刺身として、居酒屋の味・お袋の味で人気がある魚です。また、生姜醤油にするのか酢味噌にするのかで、どこの出身なのか、というのが話題になるのも、長崎トークの一つです。五島では酢味噌にするという方が多いと言います。

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居酒屋でのキビナの刺身。おびくと言って、手で腹を開き、骨を除く。

これを薄塩にして、一夜干しとして加工しているのが、奈留島漁業協同組合で、冷凍で長崎空港でも販売しています。天ぷら、焼き物として、酒のサカナにも、オヤツにも楽しめます。焼き物はホイルの上に一尾ずつ並べて、オーブントースターで炙るだけで簡単にできます。

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きびなご一夜干し。奈留島の産品である。下記のサイトより、お借りした。

www.pref.nagasaki.jp

長崎空港販売あり

5.あごんちょび 上五島 虎屋

あごは西九州では、日常でも親しみがある魚で、トビウオのことを、あごと呼んできました。干したものを出汁にするのが、あご出汁として、日本国内でもよく見られるようになってきましたが、新鮮なあごが手に入る期間には一夜干しにし、朝食でいただいたり、干物を酒のアテにしたりとその他、日常の風景です。

 

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あごんちょび。新上五島の虎屋のサイトより写真をお借りしている。

上五島の虎屋さんでは、あごをアンチョビの要領で、塩漬けにして、旨味を引き出しています。パスタに入れたり、サラダで使ったり、多様な使い方ができるようになりました。椿油、自家製海塩から上五島の味を楽しめます。干物では、どうしても残る臭みが気になるという方もいたのでしょうが、私はそこも一緒に日本酒でというタイプであります。。

goto-toraya.com

長崎空港販売あり

最後に

ちゃんぽん皿うどんカステラだけでない長崎県の特産品として今回は海産物を紹介してきました。加工品として、自宅でも使いやすいものが最近多く出回ってくるようになり、各社・組合の企画を楽しみにしています。

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