#dynamic_Nagasaki

Dynamic Nagasakiを見つめ直します。現在おっさんが意味なくちゃんぽん食べ歩いています。

長崎でちゃんぽんを巡る その34 中華名菜 京華園 ちゃんぽんより器に目がいってしまう

京華園のちゃんぽん御殿は増改築を繰り返していたらしい

昭和19年創業、昭和26年(24年との記載があるものもある)に新地中華街に移転してきた。大浦で「京華」として開業し、元々は一つ入った物件であった様で、その後今の角地を取得し、増築と改装を重ねてきた様である。現在、京華園は中華街の北門に会楽園と向かい合わせで建っている。 かつて、新地中華街(ちゃんぽんストリート)は銅座川に暗渠として作られていた、市営駐車場に隣接しており、京華園や会楽園の宴会場(かつては畳敷きの部屋に学生や観光客を押し込めていた)からはこの灰色の建物が見えたものである。会楽園と競い合う様に、ちゃんぽん御殿の風情が出てきており、極彩色のタイルにイルミネーションを灯す時期(クリスマスや春節)もある。

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京華園外観

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京華園のディスプレイ 五目麺の方が実は豪華というのもありそう。。。

中華名菜 京華園のちゃんぽん

とりたてて、これでなければならないというものではないのである。具材は玉ねぎ、キャベツ、もやし、ニラ、薄い紅色の紅白のハンペン、冷凍イカ、あさり、黒木耳、豚肉などである。麺は腰の強い、唐灰汁入りのちゃんぽん麺で、色は灰色がかった黄色である。スープは鶏ガラメインの豚骨を一緒に炊き込んだスープなのであるが、やや醤油を効かせてるといい、塩気を感じる。スープには小さな油滴が浮いており、あまり出汁の効いているのには乏しい。具材は歯応えが残るほどに火が通っており、あまり火力も強くないのだろう、焼きも煮も半端である。全体に、ぼんやりとした色彩とその割に歯触りがある食感、やや塩気を強く感じるスープであった。

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京華園のちゃんぽん 色彩も味も強い個性は感じられないが、、、器に驚いた

器は口の立ったやや平たいちゃんぽん碗で、縁取りには唐草様の紋様が入っている。呉須で全体を仕上げ、所々に赤絵が載せられている。外の文様は珍しく、大陸のジャンク(船)に京を抜いた帆が掲げられ、赤絵で旗が描かれている。

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ジャンク(船)右の小高い山を持つ陸地は、船と清国人で共用の様である

遠くを眺める清国式の髪型の男性が遠く、何かを眺めていたりと、ちゃんぽんより器に目がいく店であった。

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二つの情景が描かれている 木陰のそばでたたずむ清国風の髪型の男性

中国名菜 京華園 劉 済昌の「ちゃんぽん」 | 九州の味とともに 夏 | 霧島酒造株式会社

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