おかみさんは生粋の長崎まちっこ 「おかみさん」は長崎市の中心地で育ち、コナモンも焼ける人情溢れる方である。オオサカのおばちゃんの様であるが、人柄も舌も言葉も古い長崎の風情があるのである。そんなおかみさんにより、毎週のように長崎弁のプチ講座が…
長崎でちゃんぽんを巡る その27の附としていた記事だが、なかなかひとところに止まらない雰囲気となりつつあり、連載の項をかえることとした。 長崎市の店の暖簾分け、チェーン形成事情 三八ラーメン よこはま 共楽園 dynamic-nagasaki.hatenablog.com 獅…
前回の記事では水無川の上流にある地点を紹介した。水無川自体は確かに川のように線状に窪んだ土地となっているものの、平時には水の流れをみず、火山砕屑物の流れたものが見られ、ゴツゴツとした印象を与える。 今回は、より下流で、河口部分に近いがまだす…
雲仙 普賢岳噴火から30年をむかえて 1991年6月3日、前年11月から噴火活動が続いていた雲仙 普賢岳からの火砕流による犠牲者43名が出た。「定点」と呼ばれた、マスコミ各社が詰めかけた報道陣の観察ポイントや消防団の詰所となっていた北上木場農…
波佐見のあたりや食堂 Covid-19下では、夕方以降の大規模な飲み会の予約が入らないのであるから、なかなか厳しい様であるが、昼間にはいつも車が駐車されており、そこそこの繁盛はある様である。 お世辞にはあまり綺麗とは言えないし、大抵の食堂は昔はこう…
時津の太平軒 打ちっぱなしのコンクリートに赤い柱をアクセントとした モダンに見える建物の一階のちゃんぽん屋である。国道206号線から三重・畝刈方面へ抜ける途中となる。ちょうど昼前の訪問であったため、大して混んでいるわけでもなかったが、のちに…
「昔は良かったんだけどね」の江山楼 Covid-19下で、持ち帰りを拡大し、浦上の店舗を閉店とし、本店の近隣の店舗の休業を工面し、さまざまな試行錯誤を繰り返している江山楼である。元々の観光業に焦点を絞って、ちゃんぽんストリートのちゃんぽん屋としてや…
出島というところ 観光案内のような、特に何があるとかいうことにはこのブログでは触れない。歩いてみての感想をただ書きつけることにしている。前回は出島で見つけたジャワの人々がいかに暮らしているかを想像した。ジャカルタ郊外都市としての長崎市の姿に…
行列のできる出前の中華食堂 有華飯店 お昼の休憩どきに、Googleの地図で適当に調べて、近くのちゃんぽん屋を探すようにしている。大学や中高のキャンパスが立ち並ぶ文教エリアと住宅街の狭間にポツンと佇むのが有華飯店である。勤務するもの、学生など多く…
※ (2023年2月追記) 医薬品メーカーの人の話を小耳に挟んだのである。現在では、店舗においての直での予約は受けていないが、以下のサイトにて、2営業日前までの注文で、弁当の販売は残っているようである。Covid-19下での、ある意味副産物のようなもので…
福建由来のちゃんぽんがある香港スタイルの料理店 2016年創業の中華街の店舗である。中島川沿いの慶華園の兄弟に当たり、楊さんの名前が入ってるのもこれによるものである。長崎のちゃんぽんストリートにおいては、建物は最も新しく、モダンな作りという…
閉店するちゃんぽん屋 少子高齢化社会を迎えている日本社会の構図は、西の果てでも当てはまるようになっている。代替わり、高齢化などで、事業継承がうまくいかなかったりということがあるようで、次々にちゃんぽん屋は閉店しているのである。このうちのいく…
全国的にCovid-19の感染拡大傾向が続いている。何処か二極化が見られ、観光と地元、年齢層、ビジネス利用かなど、客層によって、前回の宣言終了後から店舗間での様相が違ってきていた。前回のものは2月7日に解除、外出自粛要請は21日まで継続とされてい…
レストラン休業中の天津包子 天津包子は佐世保でも老舗の中華料理店である。雅叙園と天津包子が大規模な中華料理店の二巨頭として、京町エリアでの威容ある様を見せてきたが、雅叙園は2014年3月で閉店した。大宴会場を有し、長崎市のちゃんぽんストリー…
歴史とロマンの、伝統のハンバーガー 他所からひとが来たらどうしようかとバアのマスターとヒソヒソと相談して、必ず挙がる店である。また、他所の店で呑んでいて、常連さんや店員さんと思い立って、向かおうという店でもある。「あのオバサマ(JBBaという人…