#dynamic_Nagasaki

Dynamic Nagasakiを見つめ直します。現在おっさんが意味なくちゃんぽん食べ歩いています。

長崎県でちゃんぽんを巡る その60 八重食堂 大村港湾の大衆食堂のちゃんぽん

大村の港湾部の大衆食堂

大村には食堂が案外細々と残っており、それも大衆食堂という範疇の店舗があちこちに見られる。中華食堂という部類には入らず、古式床しい、唐揚げ定食や野菜炒め定食といった雰囲気のものがある大衆食堂が多いのも大村の特徴である。

八重食堂は昭和48年創業の大衆食堂であるらしく、畳の小上がりもしつらえてあり、夜には宴会もできそうなスペースとメニューを備えている。店頭には「おやすみ」メニューの掲示もあり、このどことないユルさが、うけるのだろう、案外変わるがわるに常連さんが集まってきている。現在は二代目の夫婦が営んでいるという。どこか間延びした様にも見える、大村湾の湾岸エリアでも土地らしい食堂である。

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八重食堂

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八重食堂の入り口の「お休み」メニュー

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八重食堂のメニュー

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八重食堂のメニュー

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八重食堂の小上がり

八重食堂のちゃんぽん

具材はキャベツ、ニンジン、タマネギ、モヤシ、板つけかまぼこ、ネギ、豚肉、ゲソなどである。麺は黄色丸麺のちゃんぽん麺で、県央でよく見られるものである。スープは薄めの鶏がらスープをベースにしたものである。

野菜炒めの要領なのであろう、焼きの強目のちゃんぽんである。キャベツはしんなりするほどに火が通っており、煮よりも焼きが得意な様子である。

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八重食堂のちゃんぽん

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八重食堂のちゃんぽん

器はラーメン碗に、雷文様の赤い縁取りと店名と、桁数の少ない電話番号が書かれていることからも、以前は出前もやっていたのだろう。

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八重食堂の食器 かつての出前向けの碗である

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あちこちの掲示と待ちのための漫画本が

 八重食堂の店情報

  • 住所:長崎県大村市杭出津1丁目842−46
  • 電話番号:0957-53-1202
  • 営業時間: 10:00 - 14:30 オードブルや持ち帰りも行っている
  • http://yae.moo.jp

長崎県でちゃんぽんを巡る その62 角ずし やまと 大村 大村寿司とちゃんぽん

おじいさん、おばあさんのファミリーレストラン やまと

長崎空港でも人気の緑色のパッケージの角寿司の有名店である やまとは、実はおじいさん、おばあさんにとってのよそいきのレストランでもあるらしく、ファミリーレストランよろしく、皆が銘々、好きなものを食べているのである。老いも若きも、うどんやら何やらを好きなように頼んでおり、チェーンのファミリーレストランの怪しげな雰囲気はなく、食後は皆がのんびりとお茶を飲みながら、歓談しているのである。大村の角ずしのあるような店舗は大抵こんな雰囲気である。

大村における角ずしの謂れは、以下にあげる様なものである。

大村寿司というのはそもそもの謂れは、1481年と、おそらく記録が残っている長崎県内の食べ物としては、最も古い部類に入る。五島うどんにしても、諸説あり、自然発生的だが、この大村寿司はハレの日の、おめでたい食べ物である。戦国時代の始まった文明6年、大村純伊は島原半島有馬貴純に攻め込まれ、中岳城の合戦において敗北し、現在の佐賀県唐津市の沖合いにある加々良島(現名称 加唐島)へ逃れ、その7年後、渋江氏らの援軍を得て、大村へ帰還した。

領民は凱旋を喜んだものの、膳の用意ができないため、もろぶたに寿司を作って迎えたという。この寿司が魚の切り身や野菜を載せて、軽くおしたものであった。脇差を抜いて、各自で切って食べたという。当時の寿司は、熟鮓の様なものであったろうから、今の様な握りではなかったはずである。

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角寿司の謂れ

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角寿司やまと外観

 

dynamic-nagasaki.hatenablog.com

 

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やまとの店内 おじいさんおばあさんのファミリーレストラン状態

やまとのちゃんぽん

ちゃんぽんであっても、角ずしをつけるのが大村流であるらしい。

具材はキャベツ、ネギ、モヤシ、タマネギ、黒キクラゲ、ゲソ、豚肉、ハンペン(紅色)、チクワなどである。麺は、丸麺の黄色のちゃんぽん麺であり、県央エリアではこの麺が多用される。スープは透明な鶏がらスープである。

食堂ちゃんぽんの範疇には入るのだが、案外寿司には合っている。この薄めのスープを啜りながら、角ずしや甘く煮付けたカワの稲荷寿司をいただくのである。長崎市内でのトロロ昆布の梅干しおにぎりと食堂ちゃんぽんの取り合わせが良いように、これはこれで大村らしい出来であり、ぜひ試してみて欲しい。

器は唐子の遊ぶ姿が並んでいる白磁碗である。やや平たく口の開いているものである。

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ちゃんぽんに角寿司

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ちゃんぽんと角寿司

大村角ずし やまとの店情報

さよなら ありがとう キハ66 67 6月30日をもって引退

JR 九州 大村線を中心に活躍してきたキハ66 67系気動車の2021年6月末退役が発表された。連日、日本各地からの鉄道ファンで賑わっている。カメラ小僧が各所に出没し、気だるい梅雨期の午後に汗臭く、カメラを抱えた他所からの人々が蠢く様をよく見ることができる。

引退記念企画もいくつか見られ、6月14日発売の記念切符発売、車両部品の発売など、様々な催しが予定されている。

https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2021/05/28/210527_lastrun_6667.pdf

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記念切符も発売されている

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記念切符の表紙

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諫早駅にて

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朝の旧長崎駅

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桜の花の咲く季節に 鶯色というのか、車内の国鉄らしいカラーとのコントラストは旅情をかきたてていた

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なぜか急行塗装が多い

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夕暮れに旧長崎駅に到着したキハ66系

国鉄キハ66系気動車

1974年に製造された国鉄の香りの漂う気動車であり、元々は筑豊地方での新幹線接続を目的にされていた。キハ66 67と記載されるのは、キハ66形とキハ67形の二両で一ユニットを形成するためであり、キハ66・67系とも呼ばれている。製造数は15編成であり、大村線は全国でも数少ない運用路線である。

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春の川棚駅

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車内は転換クロスシートが設置されている

キハ58系が元々は大村線の快速シーサイドライナーとして投入されており、濃紺のボディに特急車のような雰囲気の両端のドアが長距離移動でも旅情を添えていたが、こちらも2002年をもって退役となり、キハ66・67系と置き換えとなった。JR九州色や紅、濃紺などの連なる様は九州らしい風情が見られていた。もちろん国鉄時代には国鉄色の車両が松浦線筑肥線を行き、田園風景や大村湾の海沿いを行く様もまた日本の鉄道風景であった。

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終着駅長崎では稲佐山をバックに留置線にいたキハ66・67

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雪の日の長崎駅

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長崎駅のホームにて

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終着駅の改札側から見る国鉄色はまた古い時代を思い起こさせた

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長崎駅での到着風景

 

キハ200は大村線においては先輩格となり、1994年よりシーサイドライナーとして投入されていたが、2021年3月11日づけでさよなら運転が行われ、佐世保車両センター所属から大分、熊本、鹿児島へ転属となり、大村線からは一足先に異動した。

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佐世保車両センターにて

サヨナラ キハ6667、そしてサヨナラJR九州

今後はホステスの待機部屋の鏡のような車両が主役となることになっており、座布団を木の椅子に据え付けたような座席では流石に長崎から佐世保まで乗り通すことは苦行となるため、サヨナラキハ6667はそのままサヨナラJR九州となることだろう。

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近距離では良いのだろうが、諫早までであれば、かもめもあることだし、JR九州ともお別れである

その他のJR九州管内の国鉄気動車

唐津線伊万里線、原田線での風景をあげておく。

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唐津線伊万里線は田園風景にJR九州色がいく

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夕暮れの原田線 原田駅
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